九死に一生を得る

sabo22010-08-05

今、こうしていられるのが不思議なくらい。

7月25日に心肺停止にて倒れて、生死の境をさまよった後に、無事に生還しました。
何が起こったのか、本人はまったく記憶がないのだが、皆さんから聞いたことを記録に残しておきます。

不明確なところもあるので、これは一時的なメモとして。


7月25日(日)は、遠賀川イカダ川下大会。地元有志のチームで出場。
飯塚から直方までの約23キロを5区間に分けて下るタイムレース。
僕は、その1区と2区に乗った。
イカダを降りた後は、区間の乗り換えポイントである、堰越えをサポートしながら車で伴走。

この先は、本人はまったく覚えていないので聞いた話です。


僕は、レースも終盤、5区の最初の関門である、もぐり橋(川が増水したら沈むくらい低い人が歩く専用の橋)を越えるのをサポートすべく、信号待ちで渋滞していた伴走車から、ひとり飛び出して、河川敷に降りていった。
イカダに追いつこうと、河川敷を全力疾走。

■10:40頃
数十メートル走ったところで、突然倒れる。
このとき、心室細動という状況になり、心臓が痙攣をおこしてポンプ機能を果たさなくなっていた。

その直後、渋滞を抜けた伴走車から仲間2人が河川敷に降りてくる。

当日は、花火大会の日でもあり、河川敷ではその準備も進められていた。
その準備に携わっていた商工会議所のスタッフが、倒れている僕に気がつき、お揃いのTシャツを着ていた仲間二人に、倒れていることを知らせる。

急いで、倒れている僕のところへ駆けつけたら、「きをつけ」の体制でうつぶせに倒れていた。
仰向けにさせ、顔についている芝生や土をタオルでふき取り、呼吸を確認したが、止まっていた。

2人とも、初めてのことだったが、心臓マッサージと人工呼吸を開始。
救急隊へも通報。

その時、偶然にも近くに自衛隊の人たちが。
第一発見者の商工会議所のスタッフが、自衛隊に助けを求める。

自衛隊の隊員2人が駆けつけ、飲み水をかけて体を冷やし、心肺蘇生を引き継ぐ。

■10:47
救急隊が到着
AEDなどの準備

偶然にも、僕の友人の救命士の方でした。

■10:54
AED装着

■10:55
1回目の電気ショック
復帰せず。
瞳孔も開いていないため、再度チャレンジ。

■10:57
2回目の電気ショック
復活!! 徐細動成功!

■11:14
病院到着

つづく